【恋愛】恋愛市場で生き残れない男性のタイプとは!?

9月05日 22時30分

『その気にさせるワルの口説き方』内藤 誼人 (著)  河出書房新社 自分から女性を誘うのはなんだか面倒だし、断わられたらバツが悪い。できれば、女性の方から声を掛けてほしい。そんな草食系と呼ばれる男性が、恋愛市場でどのようにサバイブできるか、心理学者であり、男と女の心理に関する著書も多数書かれている内藤先生に伺った。

自分から行動を起こせないなら恋愛は無理 「黙っているだけで、女性から声を掛けてもらえるなんて言う男性は、ほんの一握り。それも自分が好意を持つ相手から声が掛かるなんて、確率的には本当に低いですね」(内藤先生)
 さらに、モテない人に限って、“誘うのは面倒”や“自分から声掛ける必要はない”などと言って、アプローチすることを避ける傾向があると言う。
「自分から誘って断わられたら恥ずかしいなんて思っているのなら、恋愛市場で生き残るのは厳しいですよ」(内藤先生)。
 気になる人と一緒に出掛けたいと思ったら積極的に誘ってみる、話したくなったら自分から電話をしてみる。こんな当然のことを避けていて、恋人が欲しい、女性と仲良くなりたいなどは、ムチャな話し。

 そして、これは男性に限ったことではなく、女性にも言えること。待っているだけでは、気持ちは伝わらないし、当然状況も変わらない。

たとえ今は恋人がいても安心していてはいけない では、恋人がいる草食系は生き残れるのだろうか? 内藤先生は、積極性に欠け、常に受動態の男性は、たとえ恋人がいたとしてもその関係を維持するのは難しいと言う。何をお願いしても断わらないし、何を言っても許してくれる。出掛ける計画も全部彼女任せ。もちろん、そんな男性が大好きという女性もいるが、物足りなく感じてしまう女性も少なくない。
「相手に合わせるだけで自分から動けない人より、考えるよりも先に身体が動いてしまっているくらいの人の方がよっぽどいいですよ」(内藤先生)

 なかには、彼女に言いたいことも言えず、聞きたいことも聞けない人もいる。たとえば、ずっと前から約束していたデートの前日、彼女から“ごめ〜ん!明日急用が入っちゃったからキャンセルしてもいい?”と連絡があったとする。本当は“急用って何? 仕事? もしかしてほかのヤツと出掛ける?”って聞きたいのに“分かった……”と答えてしまう。
「自分の気持ちをそのまま言葉にすればいいじゃないですか。聞きたいことは聞く。もちろん大好きと思う瞬間があれば“大好きだよ”と言葉にする。その方がずっと自然です」(内藤先生)

 積極性に欠ける草食系。恋愛市場で生き残るのは至難の業のようだ。自分が好きと思う女性には、少しはガッツを見せて、“攻め”の体制で向かっていってはどうだろう。それができないのなら、草食系好きの女性を探し、相手の視界に入る場所でじっと相手からのアプローチを待ってみるしかないのかもしれない。

聞きたいことは明るく聞いてみよう  昨夜はずっと彼女と連絡が取れなかった。携帯は電源を切っているし、メールへの返信もなかった。どこで何をしていたのか知りたい。
□昨日は全然連絡が取れなかったけど、何してた?
□携帯の電源が入ってなかったけど、何かあったの?
□メール送ったの見た?
□昨日は友達と出かけてた?
 こんなセリフをさりげなく言えれば、彼女も明るく答えてくれるハズ。どこにいたのか、何をしていたのかとウジウジ、ジトジト思い悩んでいると、そのマイナスの気持ちが態度や言葉に出てしまい、よからぬ雰囲気に陥る可能性も。

 聞きにくいこと、言いづらいことは、明るく笑顔で言うのがポイント!





聞かなくてもただの誤解か、彼女の気持ちが離れているかどちらかでは?
聞いてもしょうがないじゃん(笑)